すずらんピアノ教室では、今年の父の日に
子どもたちがそれぞれ「パパのためのうた」を作りました♪
五線譜がまだ難しいお子さんは、ドレミの色音符で
両手奏に取り組んでいる子は、自分の力でしっかりと。
スケールに親しんでいる子たちは、それぞれが好きな調性で
ひとりひとりの「今の音」で、たった一つのうたが生まれました。
自然とまとまるフレーズの不思議!
どの曲も、はじめてとは思えないくらい、
自然な流れとまとまりがあって・・・
でもそれは、ただの偶然ではないんです。
わらべうたや音あそびを通して、
子どもたちは知らず知らずのうちに
「音のことば」を身につけています。
例えば・・・
音の高低やリズムをまねっこで感じ取る
フレーズ(音のかたまり)を身体で覚える
「伝えたい気持ち」を音にのせる体験を積む
これが、専門的にはソルフェージュと呼ばれる力。
でも難しいことは何もなくて、子どもにとっては遊びの延長なんです。
だからこそ、「知識より先に“音で会話する力”」が育っていく。
その積み重ねが、気づけば「自分で曲を作ってる!」という姿に繋がっていくのです
歌詞にも、子どもたちの「まっすぐな気持ち」♡
出来上がった歌には、それぞれの気持ちがたっぷり詰まっていました!
パパのおしごとのこと
おうちでのふれあい
「ありがとう」や「だいすき」
その子にしか書けない言葉、その子にしか作れない音。
2025年の今だからこそ生まれた、その歳、その瞬間の作品たちです。
音楽があると、家族の会話が変わる
「家でこの曲を弾いたら、パパが照れくさそうに笑ってて…」
「動画撮ってじいじに送ってました!」そんな声が、レッスン後に届きました♪
ピアノを通して、子どもが思いを伝える。
パパやママが、それを受け取る。
音楽は「できる・できない」よりも、
「気持ちが届くか」が大切なんだなと、改めて感じています。