
テキストの2巻目に入ると、なんと「ショパン」が登場します。
このテキスト、アレンジの他に原曲が出てくるのも良いところなんです。
名曲に触れられるのは、子どもたちにとっても大きな財産乙女のトキメキ
耳で聴いたことのある憧れの曲に、「自分も弾けるんだ!」という喜びが芽生えます♪
でも……
楽譜を開いてみると、ぱっと見は少し難しそう。
そして「ショパン」って聞くだけで、なんだか急にハードルが上がった気がしますよね。
わかります、わかります。
ちょっと後ろ向きだった生徒さんに、私はこう伝えました。
「ショパン弾けちゃうなんて、ママ喜ぶね!」
すると彼女の目が輝いて、
「うん!がんばろ。練習しなきゃ!」って。
・・・・「ママ」「お母さん」
その言葉って、子どもにとって本当に大きな力になります♡
心を強くしてくれる魔法の言葉。
勇気に変わる瞬間です流れ星
「一緒にがんばろう。お手伝いするからね。」
そう言葉をかけながら、ふと自分にも問いかけていました。
今の私は、我が子に勇気を与えられる「お母さん」だろうか。
異国の地でもがいている子どもたちに、勇気を届けられているだろうか。
生徒さんとのやりとりの中で、
自分の“在り方”を静かに見つめ直す時間になりました。
生徒の皆さんが前へ進む姿に、
私もまた勇気をもらっています。