受験で揺れる気持ちと、ピアノが支えてくれるもの|すずらんピアノ

2025年12月09日 06:02
カテゴリ: レッスン日記

高校3年生。進学先が決まりはじめる時期は、
誰にとっても落ち着かないものですよね。
「受験勉強もしなきゃ」「周りもどんどん進路が決まっていく」・・・
きっと、気持ちを抱え込んでしまう日もあると思います。

そんな中でも、発表会に出演してくれる生徒さんがいます。
音楽とは別の道へ進む予定の彼女ですが、
今日はその“レッスンでの変化”について書きたいと思います。
 
 
今日の彼女の演奏は、どこか控えめでした。
練習不足を自覚していると、
どうしても気になってしまいますよね。
でも、焦る必要はありません。
楽譜には、小さなヒントがたくさん隠れています。
それをひとつずつ拾い上げていくと、音が整い
気持ちも整っていきます。
 
 
受験では、どうしても点数や合否で評価されてしまいます。
それが全てみたいに感じてしまう時期もあるはずです。
でも、音楽は違います。
「こう弾きたい」「こう表現したい」
その“本人の意思”がないと、アンサンブルは成立しません。
上手い下手ではなく、その子が“その子らしく”音を出せることが大事。
 
 
今日のレッスンでも、彼女は少しずつ気持ちを開き、
最後にはスケールの大きな音で弾いてくれました。
思わず「その調子でリハーサル、楽しんでね」と伝えたくなるほど。
室内楽の良さは、吹奏楽やオーケストラとも違います。
アイディアを出し合いながら、一緒に音を作っていく時間。
その楽しさを、今日はしっかり思い出してくれたように見えました。
 
 
忙しい、気持ちも揺れやすい時期に、
こうしてピアノを聴かせてくれることは本当に貴重です。
音楽を続けることは、
「評価」や「結果」に追われる毎日の中で、
自分を取り戻す時間にもなります。
そんな時間を、すずらんピアノでは大切にしています。
 
 
進路を考える時期は、子どもも親御さんも
気持ちが落ち着かないことがあります。
でも、音楽があると、ふっと心が緩む瞬間が生まれます。

受験生でも、部活が忙しい高校生でも、
それぞれのペースで続けられる場所のすずらんピアノ。
これからも、生徒さん一人ひとりの歩みに寄り添いながら、
その子らしさが光る音を一緒に育てていけたらと思います。

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