
2年前に行ったゴスペルワークショップ。
あの時間が、思いがけないかたちで
またつながりました。
当時ご指導いただいた先生から
今回のゴスペル発表会へのお声かけをいただき
参加させていただくことになりました。
あのとき
生徒さんやご家族の皆さんと一緒に重ねた声。
ひとつひとつの音。
その場にあった空気ごと
ちゃんと届いていたのだと思います。
音楽は、目に見えないけれど
こうしてご縁をつなげていくものなのだと
改めて感じています。
あの時、参加してくださった皆さんへ。
あの時間が
今につながっています。
「ただ参加しただけ」ではなく
その場にいたこと
その声があったことが
次の扉を開いてくれました。
胸を張っていいことだと思います。
そして今回
あの時はまだ出会っていなかった生徒さんやご家族も
この機会に参加することができます。
はじめは少し受け身だったかもしれない経験が
こうして新しいご縁や体験へとつながっていく。
それもまた
音楽の持つ力のひとつなのだと思います。
今回は
生バンドでのゴスペル。
ピアノのレッスンだけでは
なかなか出会えない
音に包まれるような体験です。
一人で音を奏でるのではなく
誰かと声を重ね
音を預け合う。
日々のお仕事や生活の中でも
「今しかない機会」というものに
出会うことはあると思います。
そのときに
一歩踏み出すかどうかで
見える景色が
少し変わることもあるのではないでしょうか。
ゴスペルの世界から見たら
「その時だけの参加」は
もしかしたら戸惑われることもあるかもしれません。
それでも
まずは知ること。
体験してみること。
「こういう音楽があるんだな」と
感じること。
それは決して遠回りではなく
音楽を理解していく
大切な一歩になると思っています。
そしてもうひとつ
少しだけ大切にしたいことがあります。
「知らないから関わらない」
「よく分からないから距離を置く」
そういう選択も
もちろんあると思います。
でもほんの少しだけ
触れてみることで
見える世界が変わることもあります。
子どもたちがこれから
出会うたくさんのものの中で
“知らないものに出会ったときの向き合い方”も
ひとつの力になっていくのかもしれません。
だからこそ今回のような機会は
ただの「特別な体験」ではなく
これからの音楽の感じ方にも
つながっていく時間になるのだと思っています。
ゴスペルという音楽に触れることで
音の重なりやリズム、空気感。
普段のピアノレッスンでは
気づかなかったことにも
きっと出会えるはずです。
こうした経験が
日々のレッスンの中で
少しずつ積み重なり
それぞれの音楽になっていきます。
すずらんピアノ教室では
ピアノを弾くことだけでなく
聴くこと、感じること、
そして音を重ねることを
大切にしています。
その積み重ねが
いつか思いがけない形でつながっていく。
そんな時間を
これからも大切にしていきたいと思います。