
先日、分析レッスンで
お世話になっている先生の
お教室主催のバロックダンス講習会へ
参加してきました。
講師は、岩佐樹里先生。
「バロックダンス」と聞くと
なんだか難しそうに感じますが
実際はとても面白くて
“音楽って、本来こういうものなんだ”
を体で感じられる時間でした。
私はチェンバロでもフランス音楽を
学んでいるので
普段チェンバロの先生が
おっしゃっていることが、
「こういうことだったのか!」
と、踊りを通して
一気につながる感覚がありました。
講習会ではバロックダンスの歴史のお話から始まり
実際に主な舞曲のステップも体験。
受講されていた方も
・クラリネット
・チェロ
・フルート
・ピアノ
・モダンダンス
など、本当にさまざま。
みんなで「およおよ…!」となりながら(笑)
ステップを踏んでいくのもまた楽しくて。
でも、その中で
感じたことがありました。
演奏って、やっぱり
“体を使うこと”なんだな、と。
私はピアノを弾いていると
どうしても指先へ意識が集まりがちです。
けれど、他の楽器やダンスをされている方々を
見ていると、音楽と体の動きが
もっと自然につながっているように感じました。
「音楽が体から流れている」
そんな感覚。
先生の踊りを見ていると
本当に音楽そのものなんです。
今回は舞踏譜の読み方についても
少し教えていただきました。
五線譜と舞踏譜。
同じ音楽でも
視点が変わるとこんなにも
見え方が変わるのだなあと
とても興味深く感じました。
私からは「ブーレ」と
「ジーグ」をリクエスト。
ジーグは少し宮廷舞曲とは離れる部分もありますが
先生がさらりと説明してくださり、
「あれ? 私、難しく考えすぎていたかも」
と、ふっと肩の力が抜ける瞬間もありました。
生徒さんたちとレッスンで使っている
『プレ・インベンション』。
このテキストには
踊りの曲がたくさん入っています。
子どもたちは
その曲たちを本当に
楽しそうに弾いてくるんです。
軽やかだったり元気だったり
くるくる回っているようだったり。
「なんでこんなに楽しそうに弾くんだろう?」
と思っていましたが、
今回、“踊りの音楽だからなんだ”
と、改めて納得しました。
子どもたちは
難しい説明をしなくても、
「楽しい!」「なんか好き!」
を、ちゃんと感じ取っています。
だから、小さなお子さんほど
自然と音楽とつながれるのかもしれません。
何百年も愛されてきた音楽には
ちゃんと理由があるのですね。
バロックダンスは今回で
2回目の受講でしたが、やっぱり楽しい!
ここからバレエへ発展していった歴史も知り
ますます興味が広がっています。
音楽は「音を並べること」ではなく
誰かが踊ったり、歌ったり
喜んだりしてきたもの。
そんなことを改めて感じた
とても豊かな時間でした。
すずらんピアノ教室でも
「正しく弾く」だけではなく
思わず体が動いたり、笑顔になったり、
もう1回弾きたくなったり。
そんな感覚を大切にしています。
すぐに消えてしまう刺激ではなく
じっくり遊ぶボードゲームのように
何度も触れたくなる音楽の楽しさを
子どもたちと育てています。